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書籍|歓迎絶望ピクニック政府

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「歓迎絶望ピクニック政府」は東欧革命以降に民主化された旧社会主義国特にルーマニアにおける政治状況に特化した丹羽良徳による新しいアーティストブックです。2010年アートセンターのパビリオン・ユニクレディットでアンドレイ・クラチウン企画によるグループ展「Utopic of Exotic」のためのコミッションワークとして「ルーマニアで社会主義者を胴上げする」が制作されました。 この介入行為によるドキュメンタリー映像では、革命以降生まれの若い世代によって左派の政治家たちを胴上げしようと提案することによって、1989年の革命以降のルーマニアにおいて、一時は禁止されたルーマニア共産党またはそれらに類似する政党およびマルクス・レーニン主義運動の実態に迫ろうとしました。この新しいアーティストブックでは、映像作品に登場するルーマニア社会主義者党党首のコンスタンティン・ロタル、およびルーマニア共産党党首のペトレ・イグナテンクに対して改めてこの8年間での政治情勢の変化を振り返る趣旨のインタビュー、および政治学者のユージン・ラデスクの最新ルーマニア情勢に関するエッセイにより民主化された国の中で左派運動の実態を再更新します。さらに当時の制作ノート、日記なども併載することにより、さらに重層的な書籍を目指す。 日本語/部分的に英語, 136ページ, ソフトカバー, 2018
年5月 148mm x 210mm
 150部限定、エディション番号付き 企画・編集:丹羽良徳 英語翻訳:二宮千佳子 出版:der Dingsbums Verlag 印刷:Books and Catalogues, ポーランド デザインコンセプトおよびレイアウト:イェレナ・マクスタイ

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